日本非核宣言自治体協議会  
 
 
宣言文(沖縄県/市)
 
 

那覇市
核兵器廃絶平和都市宣言

世界の恒久平和と安全は、人類共通の念願であり、至高の目標である。
われわれは、国連憲章ならびに日本国憲法に基づく世界の平和と「あけもどろの都市、なは」の基本構想のもとに平和、生活、文化都市の実現をめざして、安心して住める都市として発展するための努力を続けているところである。
しかるに、今日の世界は、核兵器の増大と拡散により人類の生存に深刻な脅威を与えている。去る大戦において、凄惨な地上戦を体験したわれわれは、二度と戦争をくり返さないために核兵器の完全廃絶こそが、市民にとっての安全保障であることを確認する。
われわれは、すべての核兵器保有国に対して、ただちに核兵器の廃絶を断行し、人類の平和的共存の道を踏み出すよう強く訴え、ここに那覇市は核兵器廃絶平和都市たることを全世界に宣言する。

  昭和61年6月12日
  那覇市

宜野湾市
宜野湾市反核、軍縮を求める平和都市宣言

米ソ両国間の軍縮会議で核兵器、宇宙兵器に関し、新たな交渉を行うことが合意され、各国が世界平和と東西間の緊張緩和の重要な礎になると、歓迎と期待をしているところである。
我々宜野湾市民は、第二次大戦の悲痛な教訓を生かし、反核、軍縮を求める平和都市として次のとおり宣言する。

1.
宜野湾市民は、平和憲法を守り、宜野湾市を永久に反核、軍縮を求める平和都市とすることを決意し、人類の滅亡につながる核兵器の廃絶と軍備の縮小を核保有国に強く求める。
1.
我が国は、非核三原則を国是としており、今後ともその基本理念である反核を全国民が連帯して推進しなければならない。
1.
我が宜野湾市民は、子孫の繁栄を願い、世界平和を希求する諸国民と連帯して、米ソ両国に反核、軍縮を強く求め、恒久平和を築くため、全力を尽くすことを誓う。
  昭和60年3月18日
  宜野湾市

石垣市
石垣市核廃絶平和都市宣言

 私たち石垣市民は、第二次世界大戦の広島と長崎で原爆の恐ろしさ、悲惨さ、残酷さを知りました。
 そして、沖縄戦や八重山戦争マラリアでは何十万もの尊い命が奪われたことも決して忘れてはいません。
 私たち石垣市民は、地球上からあらゆる戦争やテロがなくなることを願い、全ての核兵器の廃絶と世界の恒久平和を希求します。
 また、人類の存在を脅かす核兵器の開発につながる一切の核実験の禁止を切望し、同時に原発に頼らない社会を実現します。
 私たち石垣市民は、次の世代も、またその次の世代の子どもたちも安心して住み慣れた土地で幸せに暮せるよう核兵器廃絶を強く訴え、世界一平和で幸せなまちを目指す石垣市から「核廃絶平和都市」を宣言します。

  平成23年(2011年)12月27日制定
  石垣市

名護市
名護市非核宣言

世界的規模で激化する核軍備競争によって、人類はかつてない核戦争の危機に直面している。「地球のヒロシマ化」を拒む良識ある人々は、核の廃絶をめざし立ち上がっている。
わたしたちは、人類初の被爆国民として、また悲惨な戦争を体験した沖縄の住民として、すべての戦争を否定し、人類の生存を脅かす核の廃絶を世界の全核保有国に求める。
名護市に住むわたくしたちは、辺野古核弾薬庫との同居を拒否し、何よりもまず自らが住むこの地域の即時非核化を求めるものである。
これは、平和を希求する名護市民として当然の要求であり、人類の生存を確実にするために、わたしたちに課せられた歴史的使命である。
よって、名護市民は、平和に生きる権利を真に自らのものとするため、永久に核を拒否し、核廃絶のため全力を尽くすことを誓う。

  昭和57年4月3日
  名護市

沖縄市
核兵器廃絶平和都市宣言

戦争の惨禍を防止し、世界の恒久平和と安全を実現することは、人類共通の念願である。
わが国は、世界唯一の核被爆国として、再び地球上にあの広島、長崎の惨禍を繰り返させてはならない。
また、わが沖縄県は、第二次世界大戦において、悲惨な地上戦を体験した唯一の県である。
平和の尊さと戦争の悲惨さを身をもって体験したわれわれは、世界のすべての国に対し、二度と戦争を繰り返してはならないことを訴えると共に、そのことを子孫に伝えねばならない。
よって沖縄市は、日本国憲法の恒久平和の理念に基づき、核兵器の廃絶を誓う全世界の人々と相携え、人類の恒久平和を実現することを決意し、ここに核兵器廃絶平和都市を宣言する。

  昭和60年6月20日
  沖縄市

豊見城市
「核兵器廃絶・平和宣言」決議

生命の尊厳を守るために取り組まねばならない現代世界における最大の課題は、いうまでもなく「核兵器」の問題である。日本は、核兵器の惨害を広島・長崎に受けた国であり、40余年経った今日なお被爆症状に苦しむ人々は後を継たず、核の脅威を最も知る国民である。又、凄絶な地上戦を体験した沖縄県民は、戦争の破壊作業と惨さを知り尽くした民族である。二度と繰り返してはならない「悲惨な戦争・核」の廃絶は人類共通の願いである。だがしかし、核による生命絶滅への脅威は益々広がりを示している。
IFN全廃条約など一部を除いて、核の拡散は進行し、一切の生命的存在を絶滅して余りある。この止めどない核拡散の状況に歯止めをかけ、核実験禁止・核兵器廃絶を実現するために、心ある県民の強い願望は広まっており、各自治体においても「非核平和宣言」を実施せよ、との声は日増しに高まっている。あらゆる自治体が「非核平和宣言」を実施していくならば、必ずや人類の未来に大きな命運を切り開くことができるものと確信する。
 沖縄の美しい自然・緑・珊瑚礁、そして人間を二度と破壊してはならない。「生命の尊厳」を守る観点から、あらゆる思想・信条の相違を越えて、人類的立場で核廃絶を願い、恒久平和を目指して、本議会は、ここに「核兵器廃絶・平和宣言」を決議する。

  平成元年10月5日
  豊見城村議会(平成14年4月より豊見城市)
 
豊見城市非核平和都市宣言

世界の平和と安全は、人類をはじめ地球上すべての生物のい存在に不可欠の要件であり、真の恒久平和は全人類の普遍の願いである。
我々は、国連憲章及び日本国憲法の理念に基づき、世界の恒久平和を念願し、平和主義の原則を揚げ市民が安心して住める文化の香り高い都市として発展するための努力を続けている。
しかるに、世界の核兵器は人類をはじめ、すべての生物の存在に深刻な脅威を与えている。去る第二次世界大戦においては、広島に原爆が投下され全世界唯一の被爆国となり、かつ我が国において唯一の地上戦を体験した我々は、核兵器廃絶、恒久平和をノーモアヒロシマ、ノーモアナガサキ、ノーモアオキナワと訴え続けていくことが、人類はじめ地球上すべての生物の生存と世界平和が実現するものと確信する。
よって、我々はすべての核兵器保有国に対して、核兵器をただちに廃絶し、全人類が平和的な共存共栄の道を踏み出すよう強く訴え、ここに本市は、生命の永遠の存在と平和のため全世界の人類に「非核平和都市」を豊見城市民の名において宣言する。

  平成元年10月5日
  豊見城村(平成14年4月より豊見城市)

浦添市
核兵器廃絶宣言 

人類はかつてないものを手にしてしまった
生きとし生ける生物を絶滅させる魔物を
その正体をヒロシマ・ナガサキで見た

幾たびとなく起こした愚かな戦争
武力に頼る限り
核兵器を使わないという保証はない

歴史の真実を心に刻むならば
愚かな戦争に終止符を打ち
人類の危機を救うことはできるはずだ

「核兵器廃絶」

私たちは訴える
種と文明の存続のため
世界の恒久平和のために

  1996(平成8)年3月28日
  浦添市
 
 
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