日本非核宣言自治体協議会  
 
 
宣言文(三重県/町)
 
 

菰野町
非核平和都市宣言
―鈴鹿山麓のまちからの呼びかけ―

鈴鹿の山嶺ができていく億万年
雲ながれ、しゃくなげの花がさき
平和の使、かもしかが走る
ほとばしる岩清水にうるおされた
その山麓の野辺でたわむれ歌う子どもたち
叡知をかたるおとしより
ロマンを抱く若者たち
より豊かにと汗を流す人々
私たちのまちの自然と生活のひとつひとつには
未来の平和と繁栄と
住みよい明日への夢が息づいています。

しかし、この平和な営みも
この世に核兵器がある限り
いつ幻とついえるかわかりません
ひとたび核戦争がおこったとき
私たちのまちだけではなく
全人類が滅亡の危機にさらされます
過去の過ちや
平和をおびやかす現下の熾烈な国際情勢を
みつめるとき、
たんなる杞憂とは言っていられません
平和を願う私たちひとりひとりの努力と
核兵器廃絶をもとめる強い叫びの波紋を
全世界に拡げてこそ
真の平和が生み出され
私たちのまちにも静かな営みがゆるされるものと
信じます。

この鈴鹿山麓のまちでの平和を希求する心は
ちいさいまち、地域、国家をこえ
世界、人類、宇宙規模の
ねがいであります
よびかけであります

ここに私たちの菰野町は
非核平和のまちであることを誓い
核兵器をすてた世界の恒久平和を期して
訴えつづけることを宣言します。

あしたもまた
菰野三山が平和の陽光に輝くのを
みんなでみることができるように
歓びの日でありますよう願いながら。

  昭和60年6月25日
  菰野町

川越町
非核平和都市宣言について

世界で唯一の核被爆国である我が国にとって、核兵器の廃絶は、国民の共通の願望である。
しかしながら、核戦争の危機は依然として存在し、人類の生存に重大な脅威を与えている。
憲法において、永久に戦争を放棄した私たちは、人類が再び同じ過ちを繰り返さないよう、できる限りの努力をしなければならない。
かけがえのない地球の平和と我が国の美しい自然を守るため、私たち川越町民は、非核三原則を堅持し、すべての核兵器がこの地球上から廃絶される日が来ることを切望して、ここに非核平和都市となることを宣言する。

  1988年9月22日
  川越町議会

明和町
非核平和の町宣言

 非核平和の町を次のとおり宣言する。
 世界の恒久平和は、人類共通の願いである。
 しかしながら、核戦争の危機は依然として存在し、人類の生存に深刻な脅威を与えている。
 われわれは、世界で唯一の核被爆国民として、また、永久に戦争の放棄を誓った国民として、人類が再び同じ過ちを繰り返さないよう核兵器の廃絶と世界平和の実現に努力しなければならない。
 かけがえのない地球の平和と、愛と、命、そして美しい山河を守るため、わが明和町は、国是ともいうべき「持たず、つくらず、持ち込ませず」の非核三原則が平和を愛するすべての国の原則となることを希求し、ここに非核平和の町となることを宣言する。

  平成3年9月17日
  明和町
 
 
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