非核平和都市宣言

非核・平和都市美作市の宣言

私たち美作市民は、広島・長崎への原爆投下の惨劇を消して忘れてはいません。
市民の中にも多くの被爆者と家族がいます。
広島型の原爆の何十倍、何百倍という威力をもった核兵器が、世界中で三万発を
越して保有されているといわれています。「核」を使用した戦争が起これば、一瞬
にして何百万、何千万という人々が犠牲になってしまいます。その後の放射能汚染
の恐怖は、長期間、私たちを苦しめることでしょう。そして、今なお、新たな「核」
の研究・開発・実験が続けられています。
国際的には、「核」を外交の道具に使ったり、他国の「核保有」を理由に戦争をし
かけたり、自国の大量「核」保有は当然視するなど、危険な状態にあります。
被爆国日本は、被爆国に責任として、非核三原則を国是としています。しかし、ア
メリカの「核」持ちこみの「密約」が取り沙汰されたり、宇宙核戦争に手を広げる
「弾道ミサイル防衛システム」の研究と予算づけが行われるようになってきました。
このような背景のとき、私たち美作市民は、あらためて次のことを求め、この実現
を願うものです。
　私たち美作市民は、日本の「非核三原則」の堅持とその法制化を求めます。

　私たち美作市民は、核兵器の緊急かつ、速やかな廃絶を求めます。

　私たち美作市民は、二度と悲惨な戦争は拒否します。

平成17年７月７日

「非核・平和都市美作市の宣言」決議

私たち美作市民は、広島・長崎への原爆投下の惨劇を消して忘れてはいません。
市民の中にも多くの被爆者と家族がいます。
広島型の原爆の何十倍、何百倍という威力をもった核兵器が、世界中で三万発を
越して保有されているといわれています。「核」を使用した戦争が起これば、一瞬
にして何百万、何千万という人々が犠牲になってしまいます。その後の放射能汚染
の恐怖は、長期間、私たちを苦しめることでしょう。そして、今なお、新たな「核」
の研究・開発・実験が続けられています。
国際的には、「核」を外交の道具に使ったり、他国の「核保有」を理由に戦争をし
かけたり、自国の大量「核」保有は当然視するなど、危険な状態にあります。
被爆国日本は、被爆国に責任として、非核三原則を国是としています。しかし、ア
メリカの「核」持ちこみの「密約」が取り沙汰されたり、宇宙核戦争に手を広げる
「弾道ミサイル防衛システム」の研究と予算づけが行われるようになってきました。
このような背景のとき、私たち美作市民は、あらためて次のことを求め、この実現
を願うものです。
　私たち美作市民は、日本の「非核三原則」の堅持とその法制化を求めます。

　私たち美作市民は、核兵器の緊急かつ、速やかな廃絶を求めます。

　私たち美作市民は、二度と悲惨な戦争は拒否します。
以上を、市民共通の願いとして相互に確認するとともに、次の行動計画を提起します。

1.本決議の内容を、市広報などを通じ、広く市民に知らせる

2.宣言塔、懸垂幕などによって、常時市民・来市者にアピールを行う

3.全国の「非核・平和宣言」自治体と連携し、願いの実現をはかる

以上宣言・決議する
平成17年7月7日　　　岡山県美作市議会　議長　春名　明

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