2012(平成24)年9月 アメリカ合衆国
9月24日、アメリカ合衆国が新型核性能実験を実施していたとの報道に接し、次のとおり抗議文を送付しました。
抗 議 文
2012年9月24日
在本邦アメリカ合衆国大使館
特命全権大使
ジョン・V・ルース 閣下
日本非核宣言自治体協議会会長
長崎市長 田上 富久
本日、貴国がニューメキシコ州サンディア国立研究所において、8月27日に6度目となる新型核性能実験を実施したという報道に接しました。先週5回目の実験の実施が明らかになり、今回の報道では、さらに今後も核実験を継続するとの方針が示されており、被爆地自治体として到底容認できません。当協議会に加盟している287自治体とその住民を代表し、再度、厳重に抗議します。
私たちは、貴国に対して、今後、計画されている核実験をすべて中止するとともに、核兵器廃絶に向けた主導的役割を果たすよう強く求めますので、その旨をすみやかに本国に伝達されますようお願いいたします。