クスノキ二世
被爆クスノキ二世
1945年8月9日、午前11時2分長崎市に人類初のプルトニウム型原子爆弾が投下されました。死者7万4千人、負傷者7万5千人、当時の長崎市人口の2/3が原子爆弾の犠牲となったのです。その中にあって、このクスノキは、焼きただれた山野の中で見事に新しい生命の息吹を吹き返し、原爆の復興から立ち上がった人たちに強烈な感動を与えてくれたのです。
爆心地から南東へ約800mのところにあった山王神社の2本のクスノキは、原爆の炸裂による強烈な熱線と凄まじい爆風により、大きな被害を受けました。一時は生存も危ぶまれましたが、その後樹勢を盛り返し、現在は長崎市の天然記念物に指定されています。そして、地域の人々や子供たちによって、原爆の恐ろしさと生命の尊さを伝えるものとして、大切に保存されています。21世紀は、核兵器のない平和な自然環境を大切にする世紀にしたいとの願いを込めて、被爆クスノキの種から育てられた苗を配布しています。
被爆樹木2世の苗木配布は、平和首長会議と連携して実施しています。 申込みの窓口は平和首長会議が一括して行っていますので、平和首長会議に加盟されている会員自治体は平和首長会議事務局にご連絡のうえ申請ください。 |
〒730-0811 |
※日本非核宣言自治体協議会のみ加入されている自治体は、下記の申請書を |