石垣市へ大学生を派遣しました
講師派遣実例:沖縄県石垣市へ大学生を派遣しました
平成29年1月14日に、会員自治体である沖縄県石垣市からの依頼により、「石垣市平和教育フォーラム」へ、「ナガサキ・ユース代表団」の河野早杜(かわのはやと)氏(長崎大学環境科学部)、溝越史恭(みぞこしふみやす)氏(長崎大学教育学部)のお二人を、平成28年8月の北海道函館市に続き派遣しました。
今回の催しは、石垣市が平和推進事業の一環として行ったものです。これまで、沖縄戦を通した平和教育が行われていますが、核兵器に関する講演を初めて実施したとのことです。
講演では、「原爆の歴史から現在の核兵器を通してこれからの平和を考える」と題し、現代の核兵器が持つ破壊力や核保有国の状況について写真や映像を用いながら説明したほか、プラスチック製のBB弾を使い、地球上に現存する核兵器の数(約15,000発)を聴覚体験する「BB弾シミュレーション」を行いました。会場には小中高校生をはじめとする市民約100人が訪れ、核兵器について理解を深めていただきました。
来場者からは、「学校の授業で、詳しく習うことがない核兵器の現状について聞けて良かった」「1つの核兵器がこの平和な瞬間を壊すと思うと核兵器はなくなってほしいと思いました」「今ある自分たちの平和に感謝しないといけないと思いました」「大学生の若い世代が、自分たちの未来について真剣に取り組んでいる姿に感心しました」などのご意見・ご感想をいただきました。
日本非核宣言自治体協議会では、会員自治体からの依頼により、平和行事への講師派遣を行っています。派遣を希望する会員自治体は、事務局までお問い合わせください。
日本非核宣言自治体協議会事務局(長崎市平和推進課)
095-844-9923